関節リュウマチの症状

関節リュウマチが発症する前には、自覚症状があります。その症状をよく理解し、酷くなる前に対処する事も重要なことです。

多くの患者さんが、発症してから思い出してみると気が付く症状として、関節に痛みが起こる前に、身体に変化がおきるようです。程度は個人差がありますが、微熱が続く、食欲減退、全身の倦怠感、体重の減少、気持ちがイライラする、などの漠然とした自覚症状がみられるようです。 その症状が継続的に続くうちに、関節にこわばりを感じ、次第に関節リュウマチの症状が発症してきます。

具体的におこる症状としては、手の場合は、モノを握る、絞るといった動きがしづらくなったり、手からモノをよく落とすようになります。指の第二関節と第三関節から腫れるという症状がおこってきます。
足の場合は、裏と指の付け根の部分に症状が現れます。起床時に立ち上がると、足の裏に違和感を感じたり、今までの靴がはけなくなるくらい指の付け根の関節が腫れてしまうことがあります。

関節リュウマチの原因

関節リュウマチの原因としては、免疫システムの異常がかかわっている以外は、その本当の原因は解明されていません。
一般的には花粉症なども免疫システムの異常で、体内に侵入してくる花粉に過剰反応をしていまうことが原因ですが、リュウマチの場合は自分自身の身体をつくる成分を異物として認識してしまい、抗体を作り、自分自身を攻撃してしまうという「自己免疫疾患」が原因とされています。

運動療法の必要性

関節リュウマチの痛みから、どうしても身体を動かすことが億劫になってしまいますが、動かないことが筋力の低下を招き、骨に運動の刺激を与えないと、カルシウムが抜け、もろくなる性質があります。
これが負のスパイラルを招き、ついには寝たきりになってしまうおそれがあります。
少し痛みを感じる程度くらいまでは、関節を動かすのが大切です。痛みがひどかったり、身体が動かしづらい方はプールでの水中ウォーキングなどがお勧めです。
ただし、関節リュウマチの患者全員にあてはまるわけではないので、事前に医師と良く相談することが大切です。

リハビリについて

リュウマチのリハビリには、痛みや腫れ、こわばりを緩和する理学療法が用いられます。
具体的には温熱や赤外線、水や氷などの刺激を使い、炎症と痛みを緩和する方法が主になります。
患部をサポーターなどの固定をし、安静にしながらぬるめの入浴をし、関節を温めることで血流を良くし、痛みやこわばる症状を和らげたり、痛みのある関節を氷などで冷やしたり、ケースバイケースで行います。